休眠預金等活用事業 2025年度 通常枠 実行団体公募

地域サポート団体 募集!

大きなイベントを旗印に、
地域は育つ

地域の企業・行政・教育機関などを取りまとめ、
地域の魅力を外の世界に届けてくれる団体を募集します。
その団体を形成する過程を支える資金を分配するのが、私たちの役割です。

採択予定 3 団体
1団体あたり助成額 総額 3,000万円(3年間)
公募期間 2026年5月25日(月)〜 7月10日(金)
事業期間 2026年10月(予定)〜2029年2月
私たちの役割

株式会社タカヨシジャパンは、
休眠預金等活用事業の
資金分配団体
です。

地域の企業・行政・教育機関などをつなぎ、
都市で人材を発掘・還流させるための
スキームを構築・実行する「実行団体」を全国3団体公募し、
その活動資金(総額3,000万円/3年間)を分配・伴走支援します。

実行団体が行うプロジェクト
1
地域のチームをつくる
地元の企業・農業・行政・学校をつなぎ、地域の発信チームを組成する
2
東京で人材を発掘する
大型イベント等を通じて都市の若者と地域をつなぎ、関係人口・採用につなげる
3
地域の発信基盤を育てる
3年間の活動を通じて、自走できる地域の発信・採用モデルを構築する
問い

なぜ今、地域には "外に向かう目標" が必要なのか

町工場の技術が、畑の後継者が、牧場の朝の声が——一つ、また一つと消えていきます。懸命に働いてきた人たちの誇りが、受け継がれないまま失われようとしています。

この問題の根にあるのは、採用難や後継者不足だけではありません。「地域のものづくりが、外の世界に届いていない」という、もっと根本的な断絶です。良いものをつくっている。真剣に仕事と向き合っている。しかしそれが、都市の若者の目には見えていない。

一方で、都市の若者の多くは地方の現場に関心を持っています。ものをつくる仕事、食を育てる仕事、地域を支える仕事——そういう場所で働きたいという気持ちは確かにある。ただ、接点がない。出会う機会がない。

01

見えないから、届かない

良い仕事・誠実な現場・地域の誇りが、都市の若者に見えていない。構造的な断絶がある。

02

関心はある、接点がない

都市の若者の多くは、地域の仕事や暮らしに関心を持っている。ただ、出会う機会がない。

03

外に向かうことで、地域が動く

外への発信目標を持つことで、地域の事業者がつながり、言語化し、チームになっていく。

職人の手元――細部を仕上げる手と技術
手と技術が、地域をつくり続けている
思想

この事業が大切にするのは、イベント当日ではなく、その準備のプロセスです

地域の事業者が外の世界に向けて発信しようとするとき、最初にぶつかるのは「何を伝えるか」という問いです。毎日当たり前にやっていることを、どう言葉にするか。どんな人に届けるか。自分たちの強みはどこか。

その問いに、地域の人たちが一緒に向き合い始めるとき、変化が起きます。バラバラだった農家と加工業者が、初めて話し合う。町工場と地域の支援者が、「自分たちの地域をどう見せるか」を考え始める。行政と民間の間に、共通の言葉が生まれる。準備を通じて、地域の中に新しい関係と信頼が育まれていくのです。

イベント当日に何人が来場したか、ではなく。
その前の1年で、地域の中に何が育ったか。
この事業の成果は、そこにあります。

大きな発信機会に向けて地域が動き始めることで、事業者同士がつながり、地域の強みが言語化され、見せ方が磨かれ、都市との接点が生まれていく。その積み重ねが、地域の採用力・発信力・関係人口づくりの土台になります。

工場内でのチーム集合写真――髙島代表とスタッフが並ぶ 子どもの手仕事――ものづくりの種は地域の日常にある
プロセス

ひとつの舞台に向かうことで、地域の事業者はチームになる

地域の事業者が個々に動いているだけでは、チームにはなかなかなりません。それぞれの忙しさがある。それぞれの事情がある。共通のゴールがなければ、横でつながる必然性もない。

しかし「あの場で、自分たちの地域を届けよう」という目標が生まれると、話が変わります。農家が、どんな言葉で自分の仕事を語るかを真剣に考え始める。加工業者が、技術をどう見せるかを試し始める。支援者が、地域の物語をひとつにまとめようと動き出す。外に向けた目標があることで、地域の事業者が初めて「一緒につくる」チームになっていく。

実行団体の役割は、このプロセスをコーディネートすることです。個々の事業者に伴走しながら、地域のチームを育てる。魅力を丁寧に言語化し、外の世界への届け方を磨き続ける。

「ものづくり」は製造業だけを指しません。農業、畜産、食品加工、建設、漁業——人の手と技術で地域を支えてきたあらゆる仕事が、この事業の対象です。

イベント会場でスタッフが来場者の子どもたちと笑顔で交流する様子 ものづくり体験イベントで工作に取り組む若い女性――現場を体感する学びの場
設計

発信の場はひとつではない。
地域に合った形で、外への接点をつくる

小さく始め、積み重ねることで、発信力は育つ

外に向かうといっても、最初から大きな場に出ることが全てではありません。むしろ、地域ごとに「ちょうどいい規模の実践」を繰り返すことが、長続きする発信力をつくります。この事業では、段階的に発信の機会を重ねていく設計を考えています。

小さな実践機会

東京での発信機会
(年2回程度を想定)

地域の事業者が数社で参加し、都市の若者や関係者と直接対話する場。規模は小さくても、そこで得る手応えが地域の自信をつくります。

積み重ねた先にある機会

大きな発信の場へ
(実情に合わせて設計)

小さな実践が積み重なった先に、より大きな発信の場へとつながっていく。地域ごとの実情とペースに合わせて、段階的に設計します。

何を届けるか。誰に届けるか。どう伝えるか。この問いを繰り返す中で、地域の見せ方はどんどん磨かれていきます。発信と振り返りを重ねながら、地域の発信基盤を育てていく——それがこの事業の設計思想です。

野外イベントのブースで子どもたちの工作をスタッフが丁寧にサポートする様子
タイムライン

段階的に積み重ねる、
3年間の地域づくり設計

2028年5月の大型機会と、東京での小さな実践を重ねていく

2028年5月、東京にて大型イベント「LOCAL MEET TOKYO」の開催を予定しています。都市と地域をつなぐ発信の場として、地域のものづくりを広く社会に届けることを目指しています。ただし、この事業においてLOCAL MEET TOKYOは「ゴール」ではありません。2年間の実践を積み重ねた地域が辿り着ける、大きな旗印のひとつです。

大切なのは、どの規模の舞台に出るかではなく、外に向かうことを続ける中で、地域の事業者がどれだけ育っていくかです。

展示会で製品を説明する女性スタッフ――都市と地域をつなぐ発信の現場
2026年10月(予定)〜
事業開始・地域チームづくり

実行団体が地域の事業者と関係を構築。強みと課題を把握しながら、発信の方向性を共に設計し始める。

2027年〜(年2回程度)
東京での小規模な発信機会を重ねる

都市の若者・人材と顔を合わせ、対話できる場を積み重ね、発信力と自信を育てていく。

大型発信機会(2028年5月 開催予定)

LOCAL MEET TOKYO

小さな実践を積み重ねた先にある、大きな発信の機会。地域が育った証を外の世界へ届ける、象徴的な場として位置づけています。各地域の実情に応じて、関わり方を設計します。

〜2029年2月末
地域の発信基盤を定着させる

事業終了後も発信サイクルが地域に根づくよう、仕組みと人材をつくり、事業を総括する。

役割

この事業で実行団体が担うこと

地域のコーディネーターとして、3年間動き続ける

01

地域の事業者との関係構築と伴走

地域のものづくり事業者(製造業・農業・食品・建設など)と継続的な関係を築き、一社一社の強みや課題を把握しながら、外への発信を支援します。

02

地域の魅力の言語化と発信の整備

地域の仕事・暮らし・技術を言葉にし、都市の若者に届く形に整えていきます。どう見せるか、どう伝えるか——その試行錯誤が、地域の発信力をつくります。

03

外への発信機会のコーディネート

東京での小規模発信機会への参加支援、大型発信機会の準備など、地域の事業者が「外に向かう」機会を継続的につくっていきます。

04

関係人口・就職・移住につながる人材接点の創出

発信機会を通じて都市の人材との接点をつくり、インターン・移住・就職などの流れにつなげる仕組みを地域の中に育てます。

05

活動の記録・振り返り・成果の言語化

何が変わったか、何が伝わったかを記録・測定し、次の活動に活かすサイクルを回します。資金分配団体への報告も担います。

大型工作機械の現場――地域の製造業が動き続ける日常
支援内容

受けられる支援

助成金だけではない、3年間の伴走体制

3,000 万円 / 団体

助成総額(3年間)。地域づくりに必要な人件費・活動費・発信費用などに活用できます。詳細は公募要領をご確認ください。

定期的な進捗確認と助言

活動の方向性や課題について、定期的に対話しながら支援します。単なる報告確認ではなく、共に考えるプロセスとして設計しています。

研修・勉強会への参加機会

発信力・地域の言語化・チームづくりに関する研修を実施します。実践に即した学びの機会を提供します。

採択団体間の情報共有の場

全国3団体が連携・情報共有できる場をつくります。地域を超えて学び合い、刺激し合える環境を整えます。

発信ネットワークの提供

東京での発信機会や、大型発信機会への接続など、実行団体をサポートするネットワークを提供します。

資金があること、伴走があること、仲間がいること。
この3つが揃った環境で、3年間の地域づくりに取り組むことができます。

想定団体

私たちが求める実行団体像

この事業は、地域の実情を知り、事業者と継続的な関係を築ける団体に担ってほしいと考えています。法人格の種類は問いません。NPO法人、一般社団法人、一般財団法人、公益法人、社会福祉法人、学校法人、認可地縁団体、また一定の体制を持つ任意団体も対象です。設立年数も不問です。

このような団体のご応募をお待ちしています

  • 地域の事業者(農業・製造業・食品・建設など)との接点をすでに持つ、またはこれから築く意欲がある
  • 単発の支援ではなく、中長期で地域の基盤をつくる活動に取り組みたい
  • 地域の若者・移住者・関係人口づくりに関心を持っている
  • 地域の魅力を言語化し、外の世界に届けることへの意欲がある
  • 助成金だけでなく、資金分配団体の思想や伴走体制にも共感して応募できる
  • 「歴史は浅くても、地域への思いは強い」——そういう団体も歓迎します

この事業がそぐわない団体

  • 単年度の実績づくりとして助成金を活用したい
  • 地域との継続的な関係よりも、自団体の活動拡張を優先したい
  • 主体的に動くよりも、業務委託・運営代行として関わりたい

3年間、地域の事業者と一緒に汗をかける団体と、ご一緒したいと思っています。

子どもがものづくりを体験――地域に開かれた関係人口づくりの現場 企業と学生が接点をつくる就活BARの場――実践の積み重ね
応募

応募から採択までの流れ

公募期間:2026年5月25日(月)〜 7月10日(金)23時59分まで

STEP 1
公募要領の確認・事前相談

本ページおよび公募要領をご確認ください。不明点は事前相談窓口にお問い合わせいただけます。

STEP 2
公募説明会に参加

応募をご検討の団体を対象に、公募説明会をオンラインで開催します。事業概要・応募要件・書類の書き方などをご説明します。参加は任意ですが、ご不明点の解消にお役立てください。

STEP 3 〆切:2026年7月10日(金)23時59分
応募書類の提出

所定の応募書類に必要事項を記入のうえ、期日までに提出してください。提出方法・書類様式は公募要領に記載しています。

STEP 4
書類審査

提出書類をもとに一次審査を行います。審査の視点・基準は公募要領に明記しています。

STEP 5
オンラインプレゼンテーション審査

書類審査を通過した団体を対象に、オンラインでの審査を実施します。事業計画の内容や実施体制について、審査委員と直接対話します。

STEP 6 2026年10月(予定)〜
採択決定・事業開始

審査を経て採択団体(3団体)を決定します。採択後は契約締結・事業計画の確定を経て、2026年10月1日(予定)を目標に事業をスタートします。

よくある質問

よくあるご質問

いいえ、必須ではありません。LOCAL MEET TOKYOは、この事業の思想を象徴する大きな発信機会のひとつとして位置づけています。しかしこの事業の本質は、特定のイベントへの参加にあるのではなく、「外に向かう目標を持つことで地域がまとまり、育っていくプロセス」にあります。発信の形は地域ごとに異なってよく、実行団体と資金分配団体が一緒に、地域の実情に合った設計を考えていきます。

「ものづくり」を広く捉えています。製造業はもちろん、農業・畜産・食品加工・建設・漁業など、人の手と技術で地域を支えてきた仕事であれば対象です。関わる事業者の業種は、地域の実情に合わせて実行団体が設計していただけます。

はい、設立年数は問いません。「歴史は浅いが、地域への思いは強い」という団体からのご応募も歓迎します。審査で重視するのは、地域の現場と継続的に向き合える体制と意欲があるかどうかです。

あります。資金分配団体の株式会社タカヨシジャパンが、定期的な進捗確認・助言、研修・勉強会の提供、採択団体間の情報共有、発信ネットワークの提供など、継続的な伴走支援を行います。お金だけでなく、知恵・経験・ネットワークを一緒に持ち寄りながら3年間伴走します。

地域の条件については、公募要領に詳しく記載しています。必ず公募要領をご確認ください。

一定の体制を持つ任意団体も対象に含まれています。詳しくは公募要領の「対象となる団体」の項目をご確認ください。

採択決定後、2026年10月上旬(予定)を目標に事業を開始します。契約締結・事業計画の最終確認ののち、伴走支援もスタートします。3年間の事業期間(〜2029年2月末)の中で、段階的に活動を積み上げていきます。

募集概要
事業名休眠預金等活用事業 2025年度通常枠 実行団体公募
事業テーマ都市と地域をつなぐ人材循環による地域活性化モデル
資金分配団体株式会社タカヨシジャパン
採択予定団体数3団体
1団体あたり助成額総額 3,000万円(3年間)
事業期間2026年10月1日(予定) 〜 2029年2月末
公募期間2026年5月25日(月)〜 7月10日(金)23時59分まで
選考プロセス書類審査 → オンラインプレゼンテーション審査
対象団体NPO法人・一般社団法人・一般財団法人・公益法人・社会福祉法人・学校法人・認可地縁団体・一定の体制を持つ任意団体など
設立年数不問
申請書類

応募に必要な書類一覧

各書類をダウンロードして、申請の準備を進めてください。
PDF(確認用)とWord/Excel(記入・提出用)の両方を用意しています。

⚠ ご確認ください 提出はWord・Excel形式でお願いします。
PDFは記入内容の確認用です。
不明点は事前相談をご利用ください。

公募要領・概要資料

書類名 備考 ダウンロード
募集概要(公募要領)必読 まずこちらをお読みください DOCX ↓

申請様式(必須提出書類)

書類名 備考 Word / Excel
(記入・提出用)
PDF
(確認用)
様式1 助成申請書 DOCX ↓ PDF ↓
様式2 事業計画書 XLSX ↓ PDF ↓
様式3 資金計画書 XLSX ↓ PDF ↓
様式4 自己資金に関する申請書 該当団体のみ DOCX ↓ PDF ↓
様式5 コンソーシアムに関する誓約書 コンソーシアムのみ DOCX ↓ PDF ↓
様式6 団体情報 XLSX ↓ PDF ↓
様式7 役員名簿 パスワード設定必須 XLSX ↓ PDF ↓
様式8 ガバナンス・コンプライアンス体制現況確認書 XLSX ↓ PDF ↓

参考資料

書類名 用途 ダウンロード
実行団体向け積算の手引き 資金計画書作成時にご参照ください PDF ↓
コンソーシアム協定書(ひな形) コンソーシアム申請時にご参照ください PDF ↓ DOCX ↓

メール送付先:[email protected] 件名:「【応募書類】団体名_休眠預金2026」

最後に

旗を立てることから、
地域は動き始める。

地域の事業者と一緒に外に向かって動き続ける。その先に、地域の採用力が変わる。若い人材との接点が生まれる。地域の誇りが、次の世代に受け継がれていく。

この事業を設計した私たちは、地域の現場を知っています。劇団四季での大規模なチームづくり、金属加工の現場経営、ベトナムでの会社立ち上げ、そして「みせるばやお」での企業と若者の接点づくり——現場から出発し、現場に戻り続けてきた経験がこの事業の土台にあります。

髙島小百合 代表取締役――工場を背景にした笑顔のポートレート
資金分配団体 代表取締役

髙島 小百合

劇団四季にて法人営業・公演運営・10万人規模の会員向け企画に従事。その後、金属加工業の生産管理・品質管理・社内改革を担い、ベトナム現地法人の立ち上げ・経営を経て、株式会社タカヨシジャパンを設立。「ものづくりの魅力を伝えることで、ものづくりのイメージを変える」をミッションに、2022年より「みせるばやお」内でジョブカフェ「架け橋 ― BRIDGE WORKS ―」を展開。企業と学生の接点づくり、ファクトリズム事務局での活動、「みせるばやお」理事など、地域の現場に立ち続けている。

「これは、自分たちの挑戦かもしれない」
そう感じた方は、応募フォームから一歩を踏み出してください。

公募期間:2026年5月25日(月)〜 7月10日(金)23時59分まで | 採択予定:3団体
資金分配団体:株式会社タカヨシジャパン